2016/09/12

ランタオ島の漁村・大澳へ行こう①~お得価格の観光船

空港のある島、ランタオ島は香港でも大きな離島です。
1998年に九龍にあった「啓徳空港」に変わって完成したのが「赤鱲角國際空港」。
今や、アジアを代表するハブ空港として定着しました。
そんなランタオ島ですが、近代的な市街地からは想像が出来ないほど、のんびりとした漁村が多い島でもあります。
代表的な漁村が【大澳(タイオー)】です。
『棚屋』と言われる水上住宅が「東洋のベニス」と言われるほど。本当に都会の喧騒が想像できない風景です。
近年は観光客が増加して、交通手段も週末は混雑しするし、バス料金も料金割り増しですが、一度行く価値はあり!
今日は【大澳】の街のご紹介は置いといて、安くてお得な観光船のご紹介をします。

【大澳】への交通手段は以下の通り。
①東涌からバス
②梅窩からバス
③東涌からフェリー
④東涌からケーブルカー『昴坪360』で昴坪経由のバス

前回、訪れたときは友人連れだったので早く到着できる④番で行きました。昴坪ビレッジからちょうどバスが出たばかりだったので、そこはタクシーで。

【大澳】のバス停で下車すると、目の前は海。小型観光船がいくつか停泊しています。
どの観光船もルートも料金も同じ。大体30分くらいで1人20HKDです。これはお得。
このあたりをクルージングしてくれます。
船は一定の人数が乗船すると出発するようです。私が行った時は4人だったので、乗るとすぐ出発してくれました。

【大澳】と言えばこの『棚屋』。対岸から見るのもいいけど、水上からの眺めは圧巻です。
台風で壊れないの?と心配になりますが、素晴らしい光景です。

ここだけゆっくりと時間が流れているみたい・・・。のんびりとした風景が続きます。

『棚屋』を鑑賞した後は、いよいよ海へ出ます。

運よく、大快晴だったのでとにかく気持ちがいい!! 私が知っている香港の海の風景とまったく違います!

運転手さんに「これが『将軍岩』だよ」と言われましたが、何がどう将軍なのか分からず(笑)。
帰って調べたところ、将軍が岩にもたれて休憩しているように見えることから、そういう名前がついたようです。
ゆっくり泊まってくれたけど、全然分からなかったわ~。

ある程度、沖まで出たらUターンして戻ります。ゆっくりと【大澳】の街並みを見ながら戻るのも楽しかったです。
ツアー時間は20分くらい・・・と書いてあるサイトもありますが、私が参加したときは30分くらいありました。これで20HKDは大満足です。
「ピンクイルカも観られるかも!」とありましたが、姿を見ることはできませんでした。そもそも観られると思っていなかったし、思った以上に楽しくて大満足。

ランタオ島は通称ピンクイルカと呼ばれている『シナウスイロイルカ』の生息地でもあり、「ドルフィンウォッチングツアー」はこの辺りの定番観光のひとつでした。
しかしながら、近年は水質汚染や海上交通の発達により、その数が激減してしまい、絶滅の危機に瀕しています。
私が住んでいた2000年頃は『ドルフィンウォッチングツアー』が観光客にも香港在住日本人にも人気で、行けば必ず観られる、もし観られなかったら次回無料でツアーに参加できる!と言われたほど、確実に観れる保証がありました。
当時は100頭以上も生息していたピンクイルカですが、ランタオ島の空港建設、そしてさらに現在建設が進んでいる香港と澳門をつなぐ橋『港珠澳大橋』の建設などの影響により、2015年には10頭あまりしか確認が出来ていないそうです。
香港国際空港の滑走路増設による埋め立て工事も予定されていて、本当に絶滅の手前まで来ています。
「ドルフィンウォッチングツアー」もピンクイルカが確認できないことから、ここ数年はツアー自体を中止しているのだとか。
ツアー自体もピンクイルカにストレスを与える原因だったのでは?とも言われています。

人間が便利に暮らしやすくなっていく中で、人間以外の生き物が犠牲になるのは本当に悲しく思いますね。
今からでもどうにかならいないのでしょうか・・・。

ちょっと切ないお話もしましたが、【大澳】は本当に素敵なところで、時間の流れが街中とはまったく違います。
是非、訪れて欲しいです。
来週は、街中散歩をご紹介しますね。



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